沖縄本島の秘境。大自然の「オクマプライベートビーチ&リゾート」でリラックス

世界自然遺産のやんばる地域に根ざすリゾートホテル

沖縄本島の北部、緑豊かなやんばる地域は、2021年7月にユネスコ世界自然遺産(※1)への登録が決定した注目のスポット。

この地域でゆっくりと羽伸ばしができるリゾートホテルとして親しまれているのが、「オクマプライベートビーチ&リゾート」です。

沖縄の原風景が残る本島北部に開業して43年。海や森の散策にうってつけのリゾートホテルを、フォトグラファーである筆者が訪問しました。

現地で過ごした安らぎの時間を写真とともに紹介します。

那覇から車で100分のリゾート

沖縄県でよく知られた観光地といえば、県庁所在地のある県南部の那覇や、ビーチリゾートの多い県中部の名護。名護より北を訪れたことのある方は、かなりの沖縄通かもしれません。

オクマプライベートビーチ&リゾートが位置するのは、那覇市からは100キロメートルほど、名護市からは30キロメートルほどの県北部。一見遠いようですが、那覇市内からなら車で1時間40分ほどで到着します(※2)。

ドライブはあっという間。旅はいつもそんな風に、束の間に終わってしまうと思いませんか。

さて、前置きはこのくらいにしておきましょう。

ホテルに到着するとオクマプライベートビーチ&リゾートの看板が迎えてくれます。そのナチュラルでリラックスした雰囲気に、こちらも全身の力が抜けていくようです。

さっそく客室に行きたいところですが、最初に、ホテルの目玉であるプライベートビーチを紹介しましょう。

どこまでも歩いて行けそうな白砂に、エメラルド色の海。沖縄本島でこれだけ贅沢にビーチが広がっているリゾートホテルは希少です。

シュノーケリングやクルージングなどのアクティビティも充実しています。気になる方はフロントで申し込みを。

デッキチェアでビールを飲みながら、サンセットを眺めるなんて最高の時間ではないでしょうか。

オクマプライベートビーチ&リゾートの「メインコテージ」

ビーチを堪能したら、次は客室をのぞいてみましょう。

広大な敷地にコテージとヴィラが点在するオクマプライベートビーチ&リゾート。プライベートガーデン付きの「ガーデンヴィラ」、専用ラウンジつきの「グランドコテージ」など、7種類の客室から選択できます。

こちらは筆者が宿泊した「メインコテージ」の一室。ファミリーやグループ向けのスタンダートタイプの客室です。

広々としたベッド3台に加え、冷蔵庫、エアコン、テレビ、コーヒーマシンなどが完備され、滞在中は快適に過ごせました。

メインコテージのバルコニーも広々。

のんびりする以外にない、リラックスしたムードが漂っていました。足を伸ばしてカクテルを飲むのもよさそうですね。

敷地内を歩いていると、ときおりワンちゃん連れのゲストを見かけることも。

オクマプライベートビーチ&リゾートは愛犬フレンドリーなホテル。愛犬と泊まれる客室やドッグラン完備で、宿泊したワンちゃんたちにも好評のようです。

客室のバルコニーでくつろぎ、館内を散策していると日が暮れてきました。次は館内の施設を見てまわりましょう。

プールやテニスコートも

プライベートビーチのほかにも、館内にはプールやパターゴルフ場、テニスコートなど、アクティビティを楽しめる施設が豊富です。

盛りだくさんの施設がありながらも、施設内にはゆったりとした空気が漂っています。

夕暮れどき、施設内には松明が灯り始めました。筆者が訪れた4月下旬、プールサイドには心地よい風が吹いていました。

敷地内を歩いていて感じたのは気取りのなさ。同ホテルの施設はどれもラグジュアリーですが、肩肘張らずに過ごせます。筆者はこの素敵な空気感がとても気に入りました。

やんばるの森を探索

オクマプライベートビーチ&リゾートは海と山の大自然に囲まれた贅沢な立地にあります。宿泊時に忘れてはならないのが、やんばるの森の探索です。

ホテルではガイドの方と森をまわる「やんばるの森探検ツアー」や「マングローブカヤック探検」「やんばる星空ツアー」などのツアーを用意しています。

ぜひ参加して、希少生物の楽園でもある豊かな森を満喫してください。

離島へ行かなくても。沖縄本島の充電スポット

オクマプライベートビーチ&リゾートは、筆者にとって癒しとパワーをくれる充電スポットのような存在です。

沖縄のリゾート地といえば、宮古島や石垣島などの離島がよく知られていますが、本島北部のオクマプライベートビーチ&リゾートもオススメです。

沖縄の都市・那覇から2時間足らずでやんばるの森とエメラルドグリーンの海の大自然に出会えます。那覇からのドライブは決して遠くない道のりです。

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