ニッサン/ニスモ、2021年の『ニスモフェスティバル』開催見送りを発表。新型コロナの影響で2年連続

 9月10日、日産自動車株式会社とニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(ニスモ)は、2021年の『ニスモフェスティバル』の開催を見送ること発表した。

 ニスモフェスティバルは、ニッサン/ニスモが毎年シーズンオフに開催しているファン感謝イベント。1997年に初めて開催され、以降改修のため2003〜04年にTIサーキット英田(現岡山国際サーキット)で開催されたほかは、富士スピードウェイを舞台に開催され、現役レーシングカーや往年の名車の走行、ドライバーとの交流など、熱いニッサンファンのためのイベントとして行われてきた。

 そんなニスモフェスティバルだが、昨年は新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から開催が見送られていたが、従業員一同、今年こそはという思いで、ニッサン/ニスモ、そしてファンにとっても記念すべき“23回目”の開催を目指し準備が進められてきた。

 しかし、ニッサン/ニスモは「現在の新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、ご来場いただくお客さまやご協力いただくチーム、出展社のみなさま、そして従業員の健康と安全を最優先」に考え、2021年のイベント開催も見送られることになった。

 ニッサン/ニスモはリリースで、「楽しみにしていただいていたファンのみなさまには大変申し訳なく、また私たちもとても残念に思っています。一日も早く、ニスモフェスティバルの開催が可能となることを願い、ファンのみなさまとともに楽しめる日に向けて、イベント内容をさらに充実させながら、継続して準備を進めていきます」としている。

2019年『ニスモフェスティバル』の様子

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