国際車いすバスケットボール連盟(IWBF)は9日、東京パラリンピックの男子MVPに銀メダルを獲得した日本代表の鳥海連志(22=パラ神奈川SC)を選出したと発表した。
長崎県出身の鳥海は、手や脚に先天性の障がいがあり、3歳で両ヒザ下を切断したが、中学1年で車いすバスケットボールをスタート。高校1年で日本代表入りを果たすと、高校3年時には17歳で2016年リオパラリンピックに出場した。東京パラリンピックでは好守で活躍を見せ、過去最高の銀メダルに大きく貢献した。
IWBFのインスタグラムのフォロワーによる投票でMVPに選ばれた鳥海は、自身のインスタグラムを更新し「大会を開催していただいたこと、大会に参加できたこと、メダリストになれたこと、これまで繋いで来た日本代表全員が最高のチームだと証明できたことプラスαがMVP…。とてもとても嬉しく光栄です」と感謝の思いをつづった。