【大相撲】伊勢ヶ浜審判部長 新横綱・照ノ富士は「一人横綱で初めての場所、いろんな思いがあるだろう」

伊勢ヶ浜審判部長

大相撲秋場所(12日初日、東京・両国国技館)の取組編成会議が10日、国技館で開かれた。新横綱照ノ富士(29=伊勢ヶ浜)は初日に小結逸ノ城(28=湊)、2日目に元横綱朝青龍のおいの幕内豊昇龍(22=立浪)と対戦する。

この日、電話取材に応じた伊勢ヶ浜審判部長(61=元横綱旭富士)は本場所を前に「横綱は優勝目指して頑張ればいいし、(他の)力士たちも勝てるようにしっかり頑張ればいい」と期待を寄せた。また、横綱白鵬(36=宮城野)が同部屋の力士の新型コロナ感染により全休するため「(照ノ富士は)一人横綱で初めての横綱の場所だし、いろんな思いがあるでしょう」としつつも「優勝を目指して頑張らないといけない立場」と強調した。

一方、直近3場所で2桁白星がない正代(29=時津風)とカド番で迎える貴景勝(25=常盤山)を挙げ「大関陣もまた上を目指してしっかり頑張ってほしい」と奮起を促した。

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