那覇一文字で大物連発

 8月中旬頃から那覇一文字で15~20センチのムロアジが釣れるようになり、さらに釣ったムロアジを餌にアカジンやオーマチ、ガーラや磯マグロなどの大物が釣れている。

 8月中旬にムロアジ、2キロ前後のガーラを2匹釣った宮城啓佑さん。今度は泳がせ釣りメインで大物を狙おうと、9月3日に友人の玉那覇賢司さんと2人で那覇一文字のハシゴに朝5時に渡った。夜明け直後、ムロアジを餌に仕掛けを流すと2キロのカイワリとアカジンが次々ヒット。

 その後は濁りが入って大物のアタリが止まったが午後になって濁りがなくなると、玉那覇さんに4.6キロのカイワリ、宮城さんに6.7キロのイトヒキアジがそれぞれ釣れた。

 4日の午前6時に那覇一文字の北の新堤に渡った大城辰人さん。フカセ仕掛けでムロアジを釣り、生きたムロアジを針に掛けて泳がせていると、オーマチが現れて仕掛けの周りをぐるぐる回るがなかなか食いつかなかった。そこでムロアジを少し弱らせてから仕掛けを投入したら、食いついた。

 竿が4号、ハリスが20号と大物対応なので20秒ほどで71.5センチ、3.95キロのオーマチ、その後、午後12時半に65.5センチ、2.56キロのイソマグロが釣れた。那覇一文字のムロアジ釣りのピークは過ぎた感じだが、もうしばらくは釣れそうだ。丸沖つりぐ(電話)098(867)0458。

(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)

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