巨人・陽岱鋼が今季初スタメン 中日戦「1番・右翼」で大野雄撃ちの期待

スタメン起用される巨人・陽岱鋼

連敗ストップの切り札となれるか。引き分けを挟んで4連敗中の巨人で陽岱鋼外野手(34)が今季初スタメンに抜てきされた。

10日の中日戦(東京ドーム)は相手先発が昨季の沢村賞左腕・大野雄。巨人は「1番・右翼」に右打者の陽岱鋼を起用した。陽岱鋼は8月28日に今季初めて一軍に昇格するも、途中出場のみ。2打数無安打と打席にほとんど立っていなかった。

5年契約最終年の陽岱鋼はまさに崖っぷち。前夜、9回に3点を追いついた打線に原監督は「バッティングは気持ちか!? 技術じゃない!」と話していた。陽岱鋼の意地を期待しての起用となったようだ。

また「5番・一塁」は2戦連続で中田。前夜の9回に26打席ぶり安打となる同点適時打を放った丸が「6番・中堅」、同じく前夜に今季初のスタメンの岸田が2戦連続で「8番・捕手」で起用された。

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