一面〝白いじゅうたん〟 ソバの花見頃 板倉区・光ケ原高原

 板倉区の光ケ原高原で、ソバの花が見頃を迎えている。標高850メートルの高原で白い花が風に揺れ、多くのトンボが飛び交うなど、秋の訪れを感じさせた。

白い花が広がるソバ畑。高原を抜ける風は涼しく、トンボも飛び交っていた(7日午前11時30分ごろ)

 栽培されているソバの品種は「とよむすめ」。地元の生産組合などが牧場の跡地約13ヘクタールで栽培し、出荷や地元のそば祭りで使用する。毎年この時季は、一面のソバの花やススキなどを目当てに、平日でも多くの人が訪れている。

 同所でソバを栽培している新井清三さん(74)によると、今年は6月から種まきをしたが、雨が多く、2回まかなければいけない場所もあったという。花は今月中旬までが見頃で、収穫は10月15日ごろからを予定している。

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