県「緊急対処措置」を延長 ワクチン接種済みの県民に抽選でクーポン券

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 県は10日、新型コロナの対策本部会議を開き、県の「緊急対処措置」を延長するとともに、2回のワクチン接種を終えた人に抽選でクーポン券を配布することなど新たな取り組みを決めました。

 10日の対策本部会議で、県は「緊急対処措置」を大阪府などにおける緊急事態宣言の実施期間にあわせて9月30日まで延長することを決定しました。県は、日常生活をできるだけ維持し、コロナとの共存を目指す方針を掲げ、新型コロナワクチンの接種を終えた県民を対象に抽選で20万人に1人3000円分のクーポン券を配布するとしています。このクーポン券は、県がすすめる感染防止対策の認証制度において、認証を取得した飲食店などで利用できるというもので、開始時期は感染状況などをふまえて検討するということです。

荒井知事

「目的は若者へのワクチン接種の促進というのが1つ。それと大きな意味では、日常性を取り戻していただく。ワクチン接種をされると安全ですね。認証を受けた店は安全ですね。リスクを下げて日常生活を出来るだけ取り戻していただいたらと思います。」

 この取り組みは9月の補正予算案に計上されるといい、新型コロナに関する予算額は、あわせて77億円あまりにのぼるということです。そのほか、新型コロナの軽症患者などの重症化を防ぐ「抗体カクテル療法」について、県は、宿泊療養している人が新型コロナ対応病院を外来受診し、治療薬の投与を受けることができる体制を整えていることを明らかにしました。入所者への投与体制は9月14日から運用開始する予定だということです。