男児死亡の保育園は「改善不足」

福岡県が報告書の再提出指示

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福岡県庁=2020年10月、福岡市博多区東公園

 福岡県中間市の双葉保育園に通う5歳男児が送迎バスに取り残され、熱中症で死亡した事件で、県は10日、勧告に基づき園側が提出した報告書の内容は、園の体制見直しや出欠確認の在り方の点で「改善が不十分」だとして、再提出を指示したと発表した。

 県によると、園側は市にも同じ内容の報告書を提出。園を運営する社会福祉法人の理事長を交代させ、理事長が兼務していた園の主任保育士の職からも降格させることなどが記されていた。

 これに対し県は、保護者や外部からの理解が得られる体制刷新が必要だと指摘した。再提出は14日の予定で、園の代理人弁護士は取材に「県の指摘に従う」と述べた。