大前りょうすけが感動した「ある花火師の人生1発目の花火」

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東海ラジオ『OH! MY CHANNEL!』(月~金12:25~15:00)9月6日(月)のオープニングトークは、パーソナリティの大前りょうすけが大感動した花火の話。新人花火師が初めて自分で作った花火が打ち上げられた。その瞬間に立ち会えた喜びを語った。

大前は、テレビの打ち上げ花火中継番組に出演した。コロナ禍で場所も明かさず企画された花火大会。「夏の締めくくりとして最高の一日になった」と言う大前は、特に感動したこととして、新人花火師のデビューに立ち会えた喜びを語った。

その花火師は、子供の頃から花火が大好きで、大学卒業後、一旦就職したが「やっぱり花火が作りたい」という思いから花火師になったとのこと。しかし、花火師として修業を積んで、いよいよデビューというときにコロナ禍となり、花火大会は軒並み中止に。そして今回、やっとデビューの機会がやってきた。

ひとりの花火師が自分で初めて作った花火が打ち上げられる。それも、花火大会の1発目に打ち上げられる。大前は「中継で見た人たちにも緊張感が伝わったかもしれないが、現場はもっともっとすごい緊張感があった」と話した。

そして「花火って、事前に師匠や先輩に見てもらって『これで大丈夫だ』と言われていても、打ち上がるまで、本当に成功かどうかわからない。『これでよし』だとしても、上がらない可能性もある。さらに、打ち上がっても花が開かない可能性もある」と続けた。

「打ち上がって、パンと花開く、その瞬間まで、成功かどうかわからない。そんな緊張感の中、打ち上げられた1発目の花火、すごくきれいで大成功だった」と、興奮冷めやらぬ様子で振り返った。

「人生に一度しかない瞬間、そこに立ち会えた感動。みんなが見ていた。みんなでその瞬間を迎えたことが、何か、すごく感慨深かった。1発目の花火が無事に打ち上げられた後、先輩の花火師たちが作った花火が次々と打ち上げられ、どれも素晴らしかったが、自分の中では、最初の1発が一番感動した」と話した。

その新人花火師は、自分の作品が無事に打ち上げられたあとは、緊張から解放されたからか、出演者・スタッフと一緒に、ずうっと花火を見上げて「スゲー!うわ!スゲー!うわ!うわ!うわ!」を連発していたそうだ。それを見て大前は「(花火師の顔ではなく)我々と同じ顔の人間になっていた」とし「来年はもっとすごい花火を作るだろう。それが楽しみ。そんな人の1発目の花火に立ち会えて乾燥した」と重ねて語った。

OH! MY CHANNEL!

放送局:東海ラジオ

放送日時:毎週月曜~金曜 12時25分~15時00分

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