北海道でアカウミガメ保護

2年連続「水温上昇が影響」

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北海道白糠町沖で海に放されるアカウミガメ=10日(白糠漁協提供)

 環境省の絶滅危惧種に指定され、主に東シナ海や本州の太平洋沖に生息するアカウミガメが北海道白糠町で一時保護されていたことが11日までに分かった。白糠漁協によると、保護は2年連続。専門家は海水温の上昇がカメの生息域に影響している可能性を指摘する。

 9日午前、秋サケの定置網に掛かっているのが見つかった。港に持ち帰り一晩いけすで保護し、10日朝に海へ放した。甲羅の長さが約90センチで成体とみられる。昨年9月中旬にも定置網に掛かっているのが見つかり、その場で放されていた。

 NPO法人「日本ウミガメ協議会」によると、アカウミガメが北海道東部で発見された例は少ない。

保護されたアカウミガメ=9日、北海道白糠町(白糠漁協提供)