東京パラ銀メダリスト 鳥海選手が母校・大崎高に凱旋 「よい報告できてうれしい」

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鳥海選手(左)に銀メダルをかけてもらった生徒=西海市、大崎高

 東京パラリンピックの車いすバスケットボール男子で銀メダルを獲得した日本代表の鳥海連志選手(22)=パラ神奈川SC=が10日、母校の長崎県立大崎高(西海市大島町)に凱旋(がいせん)。「よい報告ができてうれしい」と大会を振り返り、生徒の「お願い」にも気さくに応じた。
 鳥海選手は長崎市出身。市立大崎中1年時に佐世保のチームで競技を始め、大崎高3年時にリオデジャネイロ・パラリンピックに出場した。
 講話は生徒との一問一答。リモートで市立大崎中、大島東小の児童生徒も聞き入った。大崎高体育館に拍手で迎えられた鳥海選手は、同校野球部の春の選抜出場など「後輩たちの活躍がたくさん耳に入りうれしい」とあいさつした。
 準決勝の英国戦でメダルが確定した時の感想を聞かれ「リオからの5年間。メダルが日本代表の目標だったが、結果を残せないこともあった」と振り返り、「お世話になったみなさんによい報告ができると安心感がどわっと湧き、うれしかった」と目を細めた。
 生徒からは「サインがほしい」「メダルをかけてみたい」とのお願いも。鳥海選手は笑顔で応じたが「シュートを見せて」の質問には「今は(コロナ禍で)難しい状況だが、国内、九州の大会もあるので、試合をぜひ見に来てほしい」と呼び掛けた。
 サインをもらった野球部前主将の秋山章一郎さん(18)は「種目は違っても鳥海選手が世界と戦う姿に憧れている。サインをこれからの野球と私生活の励みにしたい」と感銘を受けた様子だった。