中谷潤人 米国デビュー戦で初防衛 アコスタの鼻骨砕きTKO「統一戦やりたい」

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 中谷潤人

 「ボクシング・WBO世界フライ級タイトルマッチ」(10日、トゥーソン)

 王者の中谷潤人(23)=M・T=が同級1位のアンヘル・アコスタ(30)=プエルトリコ=を4回32秒TKOで破り、初防衛に成功した。

 米国でデビュー戦で快勝したことに「自分のボクシングを見て沸いてくれたので、いい勝ち方ができたと思う」と満足顔を見せた。

 中谷は1回、大きく上回るリーチを生かした長い右ジャブを突きながら優位に試合を展開。左ストレートでぐらつかせてアコスタの鼻骨を折り、出血させた。

 2回にもワンツーでぐらつかせ、前に出てきたアコスタと接近戦で打ち合うと、アコスタの出血がひどくなり、ドクターのチェックが入るが試合続行。その後も接近戦となりアコスタの右アッパーなどを浴びる場面もあったが、ダメージはなかった。

 3回もプレッシャーを強めるアコスタと接近戦となり、アコスタに2度目のドクターのチェックが入ったが試合続行。その後は左ボディーなどを打ち込んで優位に進めた。

 そして4回、アコスタはまたも前に出てきたが、開始間もなくまたもドクターがチェック。試合続行不可能と判断されて中谷のTKO勝ちとなった。

 試合後、リング上で満面の笑みを浮かべた中谷。インタビューで、アコスタの鼻骨を折ったパンチについて聞かれ、「いいタイミングで鼻に入ったので、ペースをつかんで行けた。最初にストップされた時に折れたと分かった」と振り返った。

 今後について問われると、「(王座)統一戦をやりたい」とかねてからの目標を口にした。