県立校の部活 30日まで休止 全国派遣・県大会は緩和

 沖縄県教育委員会は10日、13日以降の部活動について、新たに30日まで原則休止とする文書を各県立学校や市町村教育委員会などに出した。全国大会への派遣が決まったチームや個人、全国・九州の予選を兼ねた県大会やコンクールへの出場に限り、学校長の許可を得た上で大会2週間前から練習できる。

 練習は必要最小限の人数で、平日90分以内(早朝練習なし)、土日祝日2時間以内。分散登校で登校しない学年や学級・学年閉鎖となった児童生徒は部活動に参加しないこととした。

 県教委は生徒と保護者の意向を尊重し、部活動や大会参加を強制しないことを徹底することを各学校に改めて呼び掛けた。

 練習や大会で体調に異変を感じた場合、抗原簡易キットを活用するなど感染防止対策に努めることを求めた。また、県高校体育連盟や県高校野球連盟などには厳格な感染防止対策を講じた上で大会を開催するよう依頼した。

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