拝島駅1番ホームを35m東京方へ延伸、線路配線も変更しホームを拡幅_中央線グリーン車2両増結対応

オレンジ色のE233系が走る中央線 急行線(快速線)で、グリーン車2両を組み込んで12両編成で走らせるプロジェクトが、また一歩前進。

青梅線・五日市線・八高線が接する拝島駅で、五日市線ホーム 1番線を延伸する線路切換工事に着手。11月13日0時00分ごろ~11月15日6時00分ごろにかけて実施する。

上空写真は国土地理院2019年、平面図はJR東日本。

このホーム延伸工事では、1番ホームの東京方を35m延伸し、延伸したホームを最大60cm拡幅。また五日市線の線路120mの配線を変更する。

35mホーム延伸は、20m級のグリーン車が2両追加されるのにあわせて、1.5両ぶん延ばすイメージ。また、配線変更後のカーブにあわせてホーム幅を広げるかたちか。

またこの工事にあわせ、五日市線1番ホームを発着する電車の停止位置を、武蔵五日市方にずらし、五日市線内折返し運用を継続する。

今回の工事には、JR東日本の鉄道クレーン車も投入。

鉄道クレーン車は、線路交換や橋りょう交換などで駆り出される線路上を走行できるクレーン車で、架線の下の狭い空間で作業するなどで、水平吊りの能力に優れているといった特徴がある。

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