【中山競馬・5R新馬】珍名馬?オニャンコポンが快勝 菅原明良騎手「ゲートが速くてレースセンスがある」

5Rで1着になったオニャンコポン

11日の中山競馬5レースに組まれた2歳新馬戦(芝内2000メートル)は、オニャンコポン(牡2・小島厩舎)が直線早め先頭から突き抜けて、ゴール前は鞍上の菅原明良騎手が手綱を緩めるほどの勝ちっぷりを見せた。

鞍上は「調教でも評価が高かった馬ですけど、テンションが上がりやすそうなところがあって。でも、スタッフがうまく調整してくれました。ゲートも速くレースセンスがありますね」と器用さを評価した。

一見、コミカルなネーミングだが、その由来は崇高なもので、アカン語で「偉大な者」の意で、西アフリカに伝わる天空神のこと。漫画「進撃の巨人」にも反マーレ派義勇兵の青年として同名の人物が登場しており、小島調教師は「(田原邦男)オーナーがゲーム好きだから、そこから取ったんだと思う。これまで(馬名登録を)ハネられることも多かったけど、この馬はちゃんとした意味があったから」と名前の裏話を語った。

© 株式会社東京スポーツ新聞社