40分以上の猛攻を受け続けた。ソフトバンクが11日の日本ハム戦(札幌ドーム)の初回に悪夢のような11失点を喫した。
先発・石川柊太投手(29)が立ち上がり制球に苦しみ、味方の2失策も絡んで10失点(自責は3)。1回を投げ切れず途中降板となった。
今季、日本ハムとのビジター戦9試合無敗を誇っていたソフトバンク。まさかの「札幌の悲劇」だった。前夜はあと一死の状況から同点に追いつきドロー。最下位相手にとりこぼすわけにはいかない一戦で手鼻をくじかれた。
なかなか途切れない日本ハムの攻撃に、札幌ドームは歓声よりもどよめきが徐々に大きくなり、異様な空気に包まれた。