阪神・ジェフリー・マルテ内野手が１１日の広島戦（マツダ）の６回に決勝の１７号３ランをマーク。４―１の快勝劇に大きく貢献した。
ゲームは秋山と高橋昂による両先発の投手戦でスタート。スコアボードに０が並び続ける中、均衡を破ったのは陽気な虎のラパンパラ男だった。
６回無死一、二塁のチャンスでこの日３度目の打席に入ったマルテは、カウント２―２から甘く入った５球目のストレートを強振。打った瞬間それとわかる強烈な当たりに、背番号３１も貫禄の〝確信歩き〟で左翼席へ飛び込む白球を見送った。
悠々とダイヤモンドを一周した後は、ベンチパフォーマンス「ラパンパラ」をナイン総出で披露。〝虎メダル〟を胸に誇らしげな表情を浮かべた。
公式戦では２か月ぶりとなるアーチにマルテもこの上なく上機嫌。「チームも勝利したので満足しているよ。ラパンパラを皆とやることは（自分の）モチベーションにもなっているからね。そのためにもしっかりと強い打球を打ちたいと思っていた」と声を弾ませた。
