【新型コロナ】川崎で232人感染 クラスター2病院で新たな陽性者 3保育園が臨時休園

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は11日、10歳未満~90代の男女232人の感染が新たに確認されたと発表した。中等症1人、軽症177人、無症状49人で、161人の感染経路が不明。市発表の感染者は累計3万8360人となった。

 新たに確認された感染者の年代別は、20代が73人と最多。40代40人、30代30人、50代29人、10代23人、10歳未満19人、60代7人、70代6人、80代3人、90代2人。居住地別では市内が川崎区56人、中原区26人、多摩・麻生区が各25人、宮前区24人、高津区19人、幸区18人。市外が横浜市22人、東京都5人、藤沢市4人、相模原市2人、茅ケ崎・平塚・海老名・横須賀・伊勢原市と大阪府が各1人。

 市によると、感染経路が分かっている人のうち家庭内感染は44人、陽性者の接触者は27人。うち、クラスター(感染者集団)が発生していた施設について、市南部と北部の病院で入院患者1人ずつが新たに陽性となり、感染者はそれぞれ計11人、15人となった。

 また、陽性者が確認された「メリーポピンズ・アトレ川崎ルーム」(川崎区)、「元住吉わんぱく園」(中原区)、「まなびの森保育園宮崎台」(宮前区)の3保育園は、11日から当面の間、臨時休園となった。

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