東京女子プロレスのプリンセス王者・山下実優(26)が、V2戦(10月9日、東京・大田区総合体育館)で迎え撃つ伊藤麻希(26)に宣戦布告だ。
4日の板橋大会ではタッグ戦で愛野ユキに敗れ、パートナーでもある伊藤から「今のお前とは戦いたくない」と三くだり半を突きつけられていた。11日の両国大会ではケジメのシングルマッチで愛野と対戦した山下は腰攻めに苦しみ、ショルダーアタック連発からのサイドスープレックスで追い込まれる場面も。
それでも鋭い蹴りで逆襲に転じ、ハイキック、投げ捨てジャーマン、スカルキックのフルコースでリベンジを果たした。
「チャンピオンとして立ち止まってられないし、グズグズしてられないって奮い立たせることができた」と完全復活をアピールした山下は、試合を見守っていた伊藤を呼び込む。そして1週間前とは打って変わって自信に満ちあふれた表情で「大田区でバッキバキにぶっ倒してやる!」と宣告。伊藤は「もう伊藤以外の誰にも負けんじゃねえぞ」と応じ、2人は激しく火花を散らした。