【日本女子プロ】稲見萌寧が1打差2位に接近 イ・ボミと同組で好リズム「私もが大好きなので」

稲見萌寧(東スポWeb)

女子ゴルフの国内メジャー「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」3日目(11日、茨城・静ヒルズCC=パー72)、メジャー初制覇を目指す東京五輪銀メダリストの稲見萌寧(22=都築電気)が8バーディー、1ボギーの65で回り、通算11アンダーで首位と1打差の2位に浮上した。

前半からエンジン全開だった。稲見は2番で最初のバーディーを奪うと、4番、5番で連続バーディ。勢いそのまま後半もスコアを伸ばすと、最終18番は4メートルを沈めた。10位から一気に順位を上げ「ショットがチャンスにつくことが多かったのでそれが一番良かったと思いますし、ついたところからちゃんと入ってくれたので全体的によかったと思います」と振り返った。

この日は同組でプレーしたイ・ボミ(33=韓国)と談笑する場面もあり、「ここ最近仲良くさせてもらったり、私もボミさんのことが大好きなので『ありがとうございます』『疲れましたね~』みたいな」と明かす。リラックスして回れたことも好スコアにつながったようだ。

自身が掲げる大きな目標達成の大チャンスで迎える最終日。「もちろん優勝したいという思いは誰にでもあると思うので、そのへんをうまくどう自分でコントロールするかが大事。ミスしても笑って終われるようにしたいと思います」とポイントを挙げた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社