沖縄、コロナで3人死亡 新たに270人感染 今週累計は前週の64%に(9月12日朝)

 沖縄県は11日、10歳未満から90代以上の270人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週の同じ曜日を下回るのは17日連続。80代と90代の男女3人が死亡したことも報告した。今週1週間の新規感染者は発表日ベースで2237人となり、前週の63.8%に減少した。

 死亡したのは那覇市の90代女性、南城市の80代男性、浦添市の80代女性の3人。南城市の男性は別の疾患で医療機関に入院中に感染が判明した。今回の3人を含め、県内の死者は273人となった。

 新規感染者270人のうち、感染経路が判明しているのは139人。66.9%に当たる93人が家庭内感染だった。職場内9人、施設内19人、友人・知人9人、飲食1人、その他8人。

 年代別の最多は20代の51人。次いで10歳未満と30代が50人で、10代45人、40代29人、50代18人、70代10人、60代7人、80代6人、90代以上3人。

 米軍関係の新規感染者はキャンプ・ハンセン9人、普天間飛行場7人、嘉手納基地5人、フォスター4人、キンザー1人の計26人だった。 
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