【車中泊】バンライフ生活って一体いくらかかるの?生活費10万円の内訳と節約のポイントを大公開!

バンライフ夫婦とおるんよしみんの妻よしみんです。私たちは2年以上車に住んでいるんですが、実際どのくらいの生活費がかかるのか、皆さんも気になりますよね。私たちの生活費はズバリ約10万円です。「どんな内訳なのか?」「生活費以外にもどんな費用があるのか?」「車に住む"おうち型バンライフ"をするにはいくら必要なのか?」を詳しくお話していきます♪

バンライフにかかる生活費10万円の内容を紹介

私たちは2019年6月から約2年間バンライフをしながら日本各地を旅しています。いわゆる車に住む「おうち型バンライフ」というスタイルで生活しています。

そして、日本全国を旅しながら車中泊で車に住んでいる私たちの1ヶ月の生活費は、ズバリ「約10万円」です!

早速、実際に車に住んでいてかかる10万円の生活費の内訳を詳しくご紹介しましょう。

食費

外食も含む夫婦2人分の食費です。日本各地で様々なものを食べているので、そんなに節約せずに使っています。そして自炊が多めです。体が資本なので、健康でいるためにも外食ばかりではなく野菜も取ったり、栄養のことも考えて料理をしたりしてます。

ガソリン代

私たちの場合はゆっくり日本を回っているので、ガソリン代はそこまで大きな出費になりません。しかし、毎日運転はするので定期的に給油をしており、毎月かかる費用です。

温泉代・シャワー代

車にシャワーがついていないので、温泉、銭湯、共同浴場、ネットカフェやキャンプ場のシャワーなどを使うことが多いです。

洗濯代(コインランドリー代)

週に1回まとめて洗濯しています。そのため洗濯の回数は月に4、5回。洗濯から乾燥まですると1回1000円は超えるので意外とかかります。

通信料(スマホ・ポケットWi-Fi)

スマホ2台と、どこでもパソコンが使えるようにポケットWi-Fiを持っています。

日常品

車に住んでいますが、家と同じようにティッシュペーパーやラップなどを使います。また、温泉に行くとシャンプーやボディーソープがないこともあるので、石鹸類を買う必要があります。

車中泊費

有料で車中泊できる場所(RVパークやカーステイ・ステーションなど)や、有料のキャンプ場を利用する費用です。場所や時期によってかかる費用はバラバラなのですが、ゴミを処分してもらうためにも、有料のスポットを定期的に使用してます。

その他

観光地に行ったら観光代、駐車場代、そしてオイル交換代など色々な費用が発生します。

生活費を10万円以内に収めるために工夫していること

夫婦2人の生活費が月10万円って皆さんはどう感じますか?

私たちは家に住んでいた頃は20万円以上と現在の車生活の生活費より倍以上かかっていたので、かなり安くなりました。

どんなところを節約、工夫しているのか?をお話しします!

【節約&工夫ポイントその1】光熱費はソーラーパネルやカーインバーターで!

家に住んでいた時には光熱費が毎月数万円かかっていたのですが、バンライフをはじめて、光熱費はかからなくなりました。

その理由は、電気はソーラーパネルで発電してポータブル電源にためる、もしくは走行充電しているからです。

私たちは「245Wのソーラーパネル」を使用しているので、晴れている日はずっとパソコン作業しても電源が足らなくなることはありません。

また、車の上にルーフキャリアーをつけて、その上にソーラーパネルをつけことで、車内が陰になって涼しくなりました。夏の車中泊は本当に暑いので、車の上にソーラーパネルを乗せて涼しくするもめっちゃいいですね!!

筆者撮影

私たちが使用しているルーフキャリアはINNO(イノー)のもの。ルーフキャリアの老舗のブランドで30年以上数多くの方に愛されています。

筆者撮影

ソーラーパネルはリチウムイオンバッテリーなどを制作している『ムービングベース』さんで購入しました!

雨の日は発電量が減ってしまうので、走行充電をします。シガーソケットから電源を取るより、カーインバーターを使ってからポータブル電源を充電した方が早いので、カーインバーターはバンライフの必需品です!

また、カーインバーターからスマホの充電もできるので、運転中にいつも充電してます。

筆者撮影

ポータブル電源やソーラーパネル、カーインバーターの購入費はかかりますが、何度も繰り返し使えるので長年使用すると結果お得になります。

家に住んでいる時に庭やベランダでも使えるので、車中泊旅するときは車で使って、家に帰ったら家でも使えるアイテムです。

【節約&工夫ポイントその2】駐車場代の節約はPPParkがおすすめ

観光地や都会に行くと駐車場代がかかるのですが、その時はPPParkというアプリを使用して安い駐車場を探します。

このアプリでは駐車時間とエリアを設定すれば、安さランキング順に地図上に駐車場がでてきます。

しかも、写真でどんな駐車場なのか分かるのも嬉しいポイント。

私たちの車はソーラーパネルをのせているので、2.3m以下の駐車場には入れません。そのため、PPParkを使えば写真で「車を覆う構造物がない青空駐車場なのか?」も分かります。大きなキャンピングカーをお持ちの方にもおすすめのアプリです!

PPParkアプリのダウンロードはコチラから

【節約&工夫ポイントその3】Amazonプライム会員になる

私たちは数年前からAmazonプライム会員になってますが、バンライフはじめてからさらにAmazonプライム会員になってよかったなと思いました。

その理由は複数あります。まずAmazonでの注文したものをコンビニ受け取ること多くて、プライム会員だとその時の送料が無料。Amazonの商品はコンビニ受け取りができるものが多いのでよく利用してます。

その他には、プライム会員になっているとKindleというタブレットで本が見れることです。限られた車内の収納スペースを紙の本だとかなり邪魔をしてしまうので、タブレットで本を見ると収納に困ることもなくて助かります。

また、車内にはテレビはないのですが、Amazonプライムビデオで色々なドラマや映画が見れるんです。プライムビデオ限定で見れる番組などもあって、よく見ています。これなら毎月DVDをレンタルする必要もないし、すごく便利です。

気になるプライム会員の費用は年間4,900円!5000円以下でここまでのサービスはなかなかないので、Amazonプライム会員に入ってないと損!ってくらいおすすめです!

【節約&工夫ポイントその4】自分にとって「本当に必要?本当に欲しい?」をよく考えること

もう1つの工夫として、**必要と思うものにお金をかけて、必要ではないと思うところにはお金をかけないようにしてます。

当たり前って思われるかもしれませんが、なんとなく入り続けるサブスクやなんとなくコンビニでお菓子を買うなどは一切やめました。現在は、本当に必要なのか?欲しいのか?**を考えて買い物をしてます♪

時には、服や靴は数万円かけることがあります。ちょっと高いのでは?と思われるかもしれませんが、お気に入りに服だと気分もあがるし、大切に着るので長く着ることができるし、生地も丈夫なことが多いので長く使えます。安くてあまり気に入ってないものだと次々欲しくなるので、私は本当に気に入った服や靴を買って長く使うようにしてます!

このように、自分にとって本当に必要なもの、本当に欲しいものをしっかり考えて買い物をすることが、結果的に節約に繋がっていると感じています。

筆者撮影

「おうち型バンライフ」を送るためにトータルでかかる費用はどれくらい?

今お話しした生活費以外にも、バンライフをするためにするとかかる費用はあります。その他の出費についても詳しくお話ししますね。

月々10万円の生活費以外にかかってくるの費用は?

  • 税金(住民税、自動車税、所得税、市県民税など)
  • 年金
  • 保険料(医療保険、自動車保険など)
  • 美容、ファッション代(服や靴など)
  • フェリー代

税金や年金、健康保険料は、住民票を置いているところに支払いの紙が届きますので、家に住んでるかたと同じように払っています。

意外にかかるのはフェリー代金。私たちは新潟から北海道に行った時は往復7万円くらいしました。車の大きさや時期によって料金は違いますが、飛行機で行った方が安いことが多いです。しかし、いつも使っている車を持っていくことで、愛車での車旅を北海道でもできるので、フェリー代は高くても旅には愛車はかかせない存在です。

筆者撮影

月いくらあったらバンライフできるのか?

一人一人生活水準や収入が異なり税金の金額も違ったりするので一概には言えませんが、私たちのような生活をするには夫婦2人で月に約20万円は必要です。

私たちはこうやって記事を書く仕事をしながらバンライフをしていますが、たくさん貯金をしてからバンライフしている方もいます。

最近はリモートワークも増えてきたので、リモートで会社員をしながら車に住むバンライフも素敵ですね♪

【まとめ】夫婦のおうち型バンライフは生活費+その他=月20万円でできちゃいます!

今回は、「おうち型バンライフ」を送る私たちの「バンライファーの生活費」について赤裸々にお話ししました。

もし、「車に住むおうち型バンライフに憧れているけど、実際どのくらいお金が必要なんだろう?」と疑問に思っている方の疑問を解決できたら嬉しいです。

これからもバンライフについて記事を書いていきます!

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