ダッチオーブン×炭火で本格「石焼き芋」のレシピ!秋キャンプを楽しむ焼き芋の美味しい作り方

こんにちは、浜の小魔人です。今回は秋〜冬におすすめの「焼き芋」をダッチオーブンで美味しく作る方法をお教えいたします。「焼き芋」レシピといっても、さつまいもをダッチオーブンで石焼きにするだけで簡単です。必要な道具もご紹介しますので、「焼き芋」の調理道具を揃えたら、さっそくやってみましょう!

秋はお芋がおいしい季節!秋キャンプで「ダッチオーブンで作る絶品焼き芋」を楽しもう

筆者撮影

「石焼き〜芋、焼っきたて〜、ホッカホカ〜」という焼き芋屋さんのお声が響く季節には、筆者は毎年「焼き芋」が食べたくなります。

好きなものを、大好きなキャンプで食べる!

このシンプルな幸せを、みなさんにもぜひ味わっていただきたいと思って記事を書いています。

秋はさつまいもが旬!秋キャンプにぴったり

「焼き芋」に使う芋はさつまいも。最近は1年を通じてスーパーで買えますが、やはり旬は秋から冬です。

筆者撮影

9月〜10月くらいからさつまいもが多く店頭に並びます。厚生労働省のWebサイトでは、8~10月を「さつまいもの旬」として紹介していました。

秋(8月~10月)の旬の野菜といえば、銀杏(ぎんなん)・栗・ゴボウ・さつま芋・里芋・松茸などがあります。

ただ、本当に美味しい時期は11月以降だと筆者は思っています。まぁ、経験的にですけどね…。

ダッチオーブンで石焼き芋に挑戦しよう!

「焼き芋」の作り方はいろいろありますが、筆者は「焼き芋」をダッチオーブンで石焼きにするスタイルが気に入っています。

石焼きは、石が遠赤外線を出してくれるので、芋の甘みが増すような気がします。

ダッチオーブンで「焼き芋」を作る理由は、隅を蓋の上にも置いて上下から火を入れられるからです。上下から火が入って均等に焼けた焼き芋は絶品ですよ!

次の段落で、必要な道具をご紹介しますね。

ダッチオーブン×炭火で作る「石焼き芋」のレシピに必要な道具

筆者撮影

それでは、「焼き芋」作りに必要な道具をご紹介しましょう。これを揃えたらすぐに美味しい「焼き芋」が作れますよ。

1. ダッチオーブン&リッドリフター

筆者はニトリのダッチオーブン(24cm)を「焼き芋」作りに使用しています。さつまいものサイズにもよりますが、大きめのダッチオーブンの方が作りやすいので10インチ以上のダッチオーブンがおすすめです。

また、次の段落で詳しくご紹介しますが、筆者はダッチオーブンの蓋の上にも炭を置くスタイルなので、炭を置いた蓋を上げるリッドリフターは必需品です。

注意深く蓋を動かせば耐熱手袋などでも代用できるかもしれませんが、火傷の危険があるので、極力リッドリフターを使うことをおすすめします。

2. 焼き芋用の石

筆者はキャプテンスタッグの「石焼きいも用石」を使っています。加熱調理に適している石の種類があるようなので、調べて独自に調達してみるのも楽しいかもしれませんね。

3. 軍手

筆者撮影

ホームセンターなど売っている、普通の軍手で良いです。焼き芋を石の中から火傷しないように取り出すときに必要です。

4. 豆炭

ダッチオーブン&リッドリフターのところでも書きましたが、筆者は炭をダッチオーブンの蓋の上にも置くスタイルです。

普通の炭でも全然問題ないのですが、「豆炭」を使うと、一度成功したらいつも同じ分量(個数)の豆炭を使うことで再現できるので便利です。

【作り方】ダッチオーブン×炭火で作る!ホクホク絶品石焼き芋レシピ

筆者撮影

それでは、大変お待たせしましたが、ダッチオーブンで作る「石焼き芋」のレシピを公開します。

今回は記事作成を夏にしたため、スーパーで買えるさつまいもが「紅はるか」と「紅あずま」しかありませんでしたので、この2種類で作りましたよ。

秋になったらもっといろいろな種類のさつまいもが入手できるので、今から楽しみにしています(後ほどご紹介しますね)。

作り方

1.さつまいもは水でよく洗っておきましょう

筆者撮影

2.ダッチオーブンの底に底面が見えなくなる程度に石を敷きます(キャプテンスタッグの石だと大体1/3くらいです)

筆者撮影

3.石の上にさつまいもを並べます(ホイルとかは使いません)

筆者撮影

4.さつまいもの上から残りの石を載せます

筆者撮影

5.蓋をして蓋の上に炭(豆炭)を置いて上下から焼いていきます

筆者撮影

6.40分〜1時間くらい焼いたら完成です

筆者撮影

失敗なし&ホクホクに仕上げる!ダッチオーブンで石焼き芋を美味しく作る3つのコツ

誰でもすぐに作れる「石焼き芋」ですが、筆者流のコツを数点ご紹介します。やりながら自分流の作り方を探すのも楽しいのですが、最初の挑戦でのご参考になれば嬉しいです。

筆者流のコツ1:蓋の上からしっかり加熱

筆者撮影

筆者はダッチオーブンの蓋の上に豆炭を11個〜13個ほど乗せて、上からもしっかりと加熱します。その方が熱が均一に入って美味しくなりますよ。

筆者流のコツ2:下火もしっかり維持する

筆者撮影

ネットでダッチオーブンで焼き芋を作るレシピを検索すると「弱火でじっくりと時間をかける」という記事をよく目にしますが、筆者は画像ぐらいの火の状態を維持して「石焼き芋」を作ります。(中火くらいでしょうか)

筆者流のコツ3:蓋を少し開けて水分を逃すとホクホク

筆者撮影

ダッチオーブンは気密性が高く水分が鍋の中に残るのが特徴ですが、「石焼き芋」を作るときは水分を適度に飛ばした方が「ホクホク」になるので、蓋を少しずらして水分を逃がしてください。

【追伸】
「自分はこうやってるよ〜」というコツがあったら、SNSなどでキャンパーの皆さんに紹介してあげてくださいね!焼き芋ファンは多いはずなので、みんなで盛り上がりましょう〜!

ダッチオーブン×炭火で作る「石焼き芋」におすすめのさつまいもはこれ!ふるさと納税でもGETできる

筆者撮影

今回は「紅あずま」「紅はるか」を使って美味しい石焼き芋を作ることができました。

「紅あずま」はホクホク系なんですが、どことなく昔懐かしい感じの焼き芋に仕上がりました。「紅はるか」の方は、ねっとり系で甘みの強い焼き芋になりました。

この2種類の他にも筆者がおすすめしたいさつまいもが二つあります。

安納芋

蜜芋とも言われていて、本当に甘くて美味しい焼き芋になる芋です。ねっとり系のさつまいもの代表格ですね。筆者は、ふるさと納税の返礼品で安納芋を入手しようと計画しています。

あくまでも個人の主観ですが、ふるさと納税でいただく農作物や海産物はいつも良品で外れたことがないので今回もかなり期待しています。

シルクスイート

シルクスイートはしっとり系。その名前からも想像できるかもしれませんが、絹のような上品な食感が魅力のさつまいもです。

こちらも、ふるさと納税で狙います。秋口になると普通にスーパーでも購入できますが、ふるさと納税なら先行予約で頼めるのも便利です。

【アレンジレシピ】石焼き芋を使った簡単スイーツレシピ2選

筆者撮影

焼き芋は、何と言っても焼きたてのホクホクを「はふっ、はふっ」しながら食べるのが最高なんですが…、余ってしまうこともあります。

そんな時のために、持ち帰った焼き芋を使ったアレンジスイーツレシピもご紹介しておきます!

アレンジレシピ1:焼き芋アイス

筆者撮影

作り方は簡単です。レシピというほどのことは全くないんですが…

【材料】

  • バニラアイス:適量
  • 焼き芋の残り

【作り方】

  • 市販のバニラアイスを用意する
  • 焼き芋をマッシャーで荒く潰す
  • バニラアイスとよく混ぜて再度冷凍庫で固めて完成

より焼き芋感を楽しみたいときは、焼き芋の一部を濾し器で裏ごしして混ぜるとアイスが焼き芋味になります。

アレンジレシピ2:焼き芋DEポテトパイ

筆者撮影

【材料】

  • 冷凍パイシート:適量
  • 焼き芋の残り
  • 卵黄:適量

【作り方】

  • 焼き芋をマッシャーで潰しバターと混ぜる
  • 冷凍パイシートに包む
  • 表面に卵黄を塗る(注)
  • オーブンで200度で10分焼いたら完成

(注)塗らなくても普通に美味しいです。

旬の食材さつまいもを味わうなら!ダッチオーブンで作る石焼き芋は絶品ですよ

筆者撮影

今回は、ダッチオーブンで作る「石焼き芋」のレシピと、アレンジスイーツレシピなどをご紹介してまいりました。

やっぱり、秋から冬は「焼き芋」だよね〜と思ってくださった方は、ぜひ筆者流の「石焼き芋」を試してみてください!

キャンプ場のあちこちで「石焼き芋」を楽しんでいる姿が見られたら、ほんわかした幸せな気分になれそうです。焼き芋友達もできるかもしれませんね。楽しい秋キャンプをお過ごしください。

▼焼き芋するならこちらもチェック!

▼焚き火で焼き芋をするコツはこちら!

© ハピキャン