葛飾区で小中学生対象のワクチン接種はじまる

東京都のモニタリング会議で「感染の割合が、5週連続で増加している」と報告されるなど、10代以下への感染拡大が懸念されていますが、葛飾区では9月11日から、満12歳以上の小中学生を対象にワクチンの優先接種を始めました。

優先接種の対象は葛飾区内に住民票がある満12歳の小学6年生から中学3年生で同伴する保護者も希望すれば、1名に限って一緒に接種を受けることができます。

9月11日から9月26日までの土日を中心に実施する予定で、葛飾区の集団接種会場と亀有信用金庫の職域接種の会場で行われます。

初日の11日は、葛飾区の集団接種会場で421人の子どもたちと89人の保護者が接種を受けました。

一方、残っていた390人の予約枠は一般の区民希望者で、すぐに埋まったということです。

葛飾区の担当者は「ワクチンの供給が急きょ決まり、決定後1週間程度での実施のため周知不足があった」としたうえで「19日以降、予約に空きがあるのでぜひ接種してほしい」と話していました。

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