台風14号 空と海の便で欠航 宮古、石垣、与那国発着

 台風14号の接近に伴い、航空各社は12日に宮古、石垣、与那国を発着する便の欠航を決めた。船便も石垣島を発着する便を中心に欠航する予定だ。

 全日空(ANA)は12日に宮古、石垣を発着する全便の欠航を決定した。全34便の搭乗予定は約1330人だった。

 日本航空(JAL)、日本トランスオーシャン航空(JTA)、琉球エアーコミューター(RAC)は12日に宮古、石垣、与那国を発着する全42便の欠航を決めた。3社で1410人が搭乗する予定だった。RACは11日の那覇―与那国、石垣―与那国間の計4便も欠航した。

 ソラシドエア、ピーチも12日に石垣を発着する全便、を欠航する。ジェットスターも成田―下地島間の便を欠航する。

 沖縄旅客船協会によると、11日は石垣島と竹富町の島々を結ぶ便を中心に89が欠航した。12日は少なくとも147便の欠航が決まっている。

© 株式会社琉球新報社