【セントウルS】レシステンシアのクビ差Vにルメール騎手安堵「ギリギリセーフでしたね」

クビ差でセントウルSを制したレシステンシア

GⅠスプリンターズSの前哨戦、GⅡセントウルS(3歳以上、芝1200メートル=サマースプリントシリーズ最終戦)が12日の中京競馬場で行われ、ルメール騎手騎乗の1番人気レシステンシア(牝4・松下厩舎)が快勝。2番手から直線楽な手応えで先頭に躍り出て、ゴール前は外からやってきたピクシーナイトの追撃をクビ差振り切って、GⅠ馬の底力を見せつけた。

これでGⅢ札幌2歳S(ジオグリフ)に続く2週連続重賞Vとなったルメール騎手は、両手を横に広げてアンパイアポーズを取って「ギリギリセーフでしたね」とホッとした様子。「すごく速いスタートを切ってちょうどいいポジションでした。直線では外に出してすごくいい脚だったね。決勝線手前で彼(ピクシーナイト)が見えましたが、左手でムチを使ってレシステンシアはまた伸びてくれました」と振り返った。

なお、サマースプリントシリーズのチャンピオンにはCBC賞1着(10ポイント)、北九州記念2着(5ポイント)の合計15ポイントで、ファストフォース(牡5・西村厩舎)が輝いた。

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