2022年度コールマン春夏の新製品発表会がありましたので、速報をお届けします!今回はテント編。コールマンのオリジナル技術・ダークルームテクノロジーに加えて、さらに涼しくなる工夫を凝らしたテントが多数登場します!
2022新商品テント1:タフスクリーン2ルームエアー/MDX+
まずはファミリー向けテントの新製品、タフスクリーン2ルームエアー/MDX+です。
従来ラインナップ商品のタフスクリーン2ルームハウス/MDX+を、さらに涼しく!というコンセプトの元にブラッシュアップした商品になります。
サイズや重量、ダークルームフライなどはタフスクリーン2ルームハウス/MDX+と同じです。商品名に「エアー」と入っている通り、通気性の部分が異なります。
インナーテントの天井に、丸い何かがありますね。換気するためのファンです!オプションの換気用のファンを付けて、強制的に換気を促すことができるようになっています。
ファンはUSB接続のモバイルバッテリー駆動。吸気方向、排気方向にスイッチで切り替えが可能なリバーシブルファンです。
リバーシブルファンベンチレーションという商品名で、税込価格¥3,980で2022年7月発売予定。
吸排気方向の変更を、テントに取り付けたままできるのが嬉しいですね。特に暑い時は吸気にして、インナーテント内に空気の流れを作って積極的に涼しく。排気方向に回せば、サークルベンチレーションの補助となり自然な涼しさに。
インナーテント天井にはモバイルバッテリーを入れておけるポケットも増設。USB給電で駆動するタイプのランタンにも使えますね。
メッシュの目を従来よりも広く設定し、より通気性が向上。虫が通らないギリギリまで広くなっています。
真夏でもより涼しく、より快適に。従来モデルの良い点を踏襲しつつ、新たなテクノロジーを搭載したタフスクリーン2ルームエアー/MDX+は、2022年7月発売予定です!
2022新商品テント2:タフスクリーン2ルームエアー/LDX+
より大きなモデル、タフスクリーン2ルームエアー/LDX+も登場します。
インナーテントのフロアサイズはMDX+と同じ300 x 250 cmですが、天井が少し高くなり185cmに。全体の設営サイズは約610 x 365 x 220(h)cmと、リビングが50cmほど長くなっています。
よりゆったり過ごしたい場合はこちらのテントの方がおすすめです。8m四方の区画サイトでも持て余すほどのサイズではありません。
こちらもタフスクーン2ルームエアー/MDX+と同じくオプションのファンを取り付け、積極的な換気が可能です。
2022新商品テント3:タフドームエアー/240+ヘキサセット
続きましては新テントとヘキサタープのセット商品。タフドームエアー/240+ヘキサセットです。
タフドームエアー/240+はインナーテントのフロアサイズが約240 x 240cmの正方形で、2人のデュオキャンプでゆったり、3人でぴったりのサイズ感。少し密着しますが、4人も可能です。
テント単体のフルクローズです。フライシートは高い遮光性で温度上昇を抑える、従来モデルから大人気のダークルームテクノロジー。
インナーテントはブラック、朝までぐっすりできる仕様です。メッシュになる箇所も4面にあり、通気性もワイドメッシュを採用し従来商品よりも向上させています。
こちらも天井ベンチレーターにオプションのリバーシブルベンチレーションファンを追加できます。
天井の一部が採光できるようクリアになっています。室内に採光したい時は開放できます。
クリアウィンドウを内側から見た写真です。この状態でもリバーシブルベンチレーションファンを使用可能。
セットに付属するタープ単品の写真です。サイズは約420 x 435 x 220(h)cm、ポール、ロープ、ペグも付属するオールインワン商品です。
別途キャノピーポールを用意して両サイドも跳ね上げれば、より広々とした空間に。タープもダークルームテクノロジーを採用しており、優れた遮光性で温度上昇を抑えます。
テントとタープは簡単に連結できるコネクティングシステム。もちろん連結せずにそれぞれ別々に使うことも可能です。
扱いやすい240サイズのテントと、4人でも十分な大きさのタープ。テントを張ればタープの位置も決まり、設営が簡単です。2人~3人のファミリーキャンプデビューに最適な商品ですね!
タフドームエアー/240+ヘキサセットは希望小売価格¥54,800です。
テントの詳細スペックはこちら。
セットになっているタープのスペックはこちら。
2022新商品テント4:タフドームエアー/3025+
ファミリー向けにちょうどいい3025サイズのドームテントにも、エアー+モデルが登場です!タフドームエアー/3025+。3025はフロアのサイズで、横300cm・奥行250cmを表しています。
こちらがフルクローズ状態。外観は従来モデルのタフドーム/3025+と同じに見えますが、設営/収納サイズやポールの太さが若干異なります。
今回のタフドームエアー/3025+の方が5cmほど設営時の全長が小さく、収納サイズも小さく、ポールもわずかに細くなって重量は2kgも軽量化されました。
サークルベンチレーションでの通気性やフロントキャノピーのハーフオープンなど、従来モデルの長所はそのまま踏襲。
インナーテントのブラックカラーやベンチレーション位置は同じですが、メッシュはワイド化され天井へのリバーシブルファンベンチレーション追加に対応。より涼しさを追求しています。
タフドーム/3025+では未対応だったサイドフラップの開放が可能に。靴などを雨から守りつつ出入りも簡単になりまして、2021年モデルのタフワイドドームV/300から採用されています。
電源コード引き込み口やランタンフックは従来と同じですが、ファン用バッテリーを入れておけるポケットが高い位置に付きました。
別売のXPヘキサタープ/MDX+と連結した写真です。建てやすく扱いやすく、夏でも涼しくファミリーキャンプデビューには最適なテントです。希望小売価格も従来モデルより5,000円下がり、さらに手に取りやすくなりました。
2022新商品テント5:ツーリングドームエアー/LX+・ST+
ソロキャンパーに大人気。定番商品のツーリングドームシリーズも、さらに涼しく進化。2~3人用のツーリングドームエアー/LX+と1~2人用のツーリングドームエアー/ST+が登場します!
サイズなど基本スペックはほぼ変わらずですが、重量は200gほど軽量化されています。
大きな違いとして、天井にリバーシブルファンベンチレーションが付けられるようになりました。真夏のキャンプをより涼しく快適にしてくれます。
メッシュも他の新商品と同様のワイドタイプを採用。風の抜けが良くなります。もちろん寒い時には閉めて、熱を逃さないようにできます。
LX+、ST+ともにサイドフラップの開放に対応。より便利さを追求しています。
採光用のクリアルーフは従来モデルと同様。昼間でも暗くなりすぎることを防ぎます。
後ろ側メインポールポケットなども従来モデルから継承し、ごく短時間での設営が可能なところも従来通り。
キャノピーを跳ね上げ、ちょっとしたタープにできる機能ももちろん健在。ごく短時間での設営と撤収ができるので、なるべくミニマムなキャンプをしたい方に人気なんです。
もちろんタープと合わせて張っても、大した時間はかかりません。ソロからデュオキャンプの大定番テントとして、ツーリングドームシリーズは2022年も君臨し続けるでしょう。
2~3人用のツーリングドームエアー/LX+のスペックはこちら。LXのサイズはソロで広めに使っている方も多いですよ。
1~2人用のツーリングドームエアー/ST+のスペックはこちら。STはソロキャンプにおすすめの大定番シリーズ商品です。
さらに涼しく快適に 2022年も進化を止めないコールマンのテントたち
上の画像はコールマンでは珍しいワンタッチテント・インスタントアップドーム/Sという商品で、こちらも2022年度の新商品。ソロキャンプのオールインワン商品の一つで、単品でも販売されます。詳細はキャンプギアの新商品まとめ記事にてご確認ください。
2022年はダークルーム&オプションファンでの換気で、通気性を追求したモデルが多いですね。既に定番の商品でも、さらなる快適性を追求し進化をとめないコールマンというメーカーの姿勢には頭が下がります。
暑い夏休みも快適にキャンプできるコールマンのテントラインナップ、ご検討してみてはいかがでしょう!
テント以外のキャンプギア新製品、ママキャンパー向け2022商品については別の記事で紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください!