「日本人のおなまえ」9月16日放送のテーマは福岡! ゴリけん、野口葵衣と“謎”を解き明かす

NHK総合で放送中の「日本人のおなまえ」(木曜午後7:57)。毎回一つのテーマに対して、そのものの起源や成り立ちを掘り下げ、さらに理解を深める番組だ。明晰(めいせき)な内容に定評があり、「辞書の域を超えている!?」という声も上がるほどだ。9月16日放送回のテーマは、アジアの玄関口として知られる九州が誇る大都市・福岡。VTRパートには、年間300回の撮影をこなす福岡一の“ロケ芸人”ゴリけんと、NHK福岡放送局の野口葵衣アナウンサーが登場。県内各地を巡りながら、福岡の“おなまえ”の謎を解き明かす。司会は古舘伊知郎、赤木野々花アナウンサーが務め、ゲストとして福岡出身のカンニング竹山と潮田玲子、そのほか、宮崎美子、ハライチ・澤部佑、名字研究家の森岡浩氏が出演する。

まず、調査するのは「福岡」と「博多」について。世間一般で人気の呼び方は「博多」。その理由は? なぜ博多という地名が誕生したのか。調べると、「福岡VS博多」の仁義なき“おなまえバトル”の歴史が見えてくる。続いて、ラーメンやうどんなど、数多く名物グルメがある福岡のソウルフードの一つ「おきゅうと」。この名前にも深い意味が隠されていた。竹山や潮田もその由来に、大いに驚く。

さらに、番組では県内各所の地名にもフィーチャー。福岡市の子どもたちには定番の遠足スポット・油山。名前の由来は、日本が世界に誇る“キラーコンテンツ”が作られていたことによるものだと明らかに。また、“映えスポット”として昨今訪れる人が急増の糸島。絶景洞窟・芥屋の大門は、古代、日本が国際交流を行っていたことを示す名前だったと判明する。

収録を終えて、ゴリけんは「最初お話しをいただいた時、僕でいいのか?と不安もよぎったんですが、うれしさが勝ち、速攻で熊本に住む両親に報告しました。僕は今回、博多と福岡の名前の由来の秘密を解いていく役割でしたが、『福岡のことをなんでも知っています!』なんて豪語していた自分を叱ってやりたくなるくらい初めての発見が多かったです!」と振り返り、「個人的に尊敬する福岡出身の武田鉄矢さんから教えていただいたエピソードと、今回の発見がリンクするところがあり、大感動でした!」と語っている。

野口アナも「さまざまな“おなまえ”から、こんなにディープな福岡が見えてくるとは! 驚きです。私は今年の春に福岡に来たばかりですが、もう身も心も福岡に染まりつつあります! ゴリけんさんとご一緒できたこともうれしかったです。撮影以外の時間も福岡の魅力をたくさん教えてくださる、福岡愛にあふれる方でした。そんな優しいゴリけんさんに甘えて、ロケ中はたくさんのムチャぶりに応えていただきました(笑)。そこも見どころの一つですよ! 福岡に長らくお住まいの方にも、『へえ!』と感じてもらえる発見が詰まっていると思います。まだ見ぬ福岡ワールドへ、お連れします!」とアピールしている。

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