「金正恩時代の記念碑的建築物」北朝鮮、開発中の行政区域を命名

北朝鮮の最高人民会議(日本の国会に相当)議常任委員会は11日、建設中の「普通江(ポトンガン)川岸段々式住宅区」行政区域の名称を平壌市中区域瓊楼(キョンル)洞に定めたとする政令を発表した。朝鮮中央通信が12日付で伝えた。

金正恩氏は今年3月26日、「普通江川岸段々式住宅区」建設プロジェクトを打ち出した。「平壌市1万世帯住宅」とともに、金正恩氏が自ら提唱した建設事業である。

同通信は、「普通江川岸段々式住宅区は、朝鮮労働党の人民大衆第一主義理念が集大成された人民の理想街であり、朝鮮式社会主義の文明を象徴する偉大な金正恩時代の記念碑的建築物である」と強調した。

© デイリーNKジャパン