日立市かみね動物園、「猛獣舎」リニューアルに向けてクラウドファンディングを開始…ふるさと納税を活用

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日立市かみね動物園、「猛獣舎」リニューアルに向けて、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングを開始

日立市かみね動物園(茨城県日立市)は、昭和44年に造られ老朽化が進む「猛獣舎」のリニューアル工事(令和4年夏頃オープン予定)を実施するにあたり、ふるさと納税を活用したガバメントクラウドファンディングを開始した。

現在の猛獣舎は、コンクリートで囲まれたすり鉢状の獣舎になっており、日当たりや風通しが悪く、暑さ寒さも過酷な飼育環境となっている。また、来場者が上から見下ろすタイプの展示で、直接間近で観察できる特徴はあるものの、視点に変化がなく面白みに欠けるのも課題だ。上から見下ろされることにストレスを感じ、動物が本来の行動を取りづらい環境でもある。

そこで今回の整備コンセプトは、「動物の飼育環境の向上を図り、大型ネコ科動物の『野生に暮らす姿』を伝え、来園者に新しい視点で観察できるよう魅力的な展示施設」にすること。リニューアル工事では、猛獣の生息環境にあわせた植栽を行うことで、木陰に入って休むことができるようになり、来園者は動物本来の暮らしを観察することが可能になる。動物のストレスも大きく減らすことができ、来園者も様々な視点から猛獣の暮らす姿を楽しむことができるようになる。

また、今回のリニューアルでは、三大陸を代表する大型ネコ科動物3種を展示するという。現在、同園では、ライオン(アフリカ大陸)とトラ(ユーラシア大陸)を飼育しているため、これにアメリカ大陸の新たな猛獣を加え、各大陸の大型ネコ科動物の違いを観察できる比較展示形式として、令和4年夏頃のオープンを目指している。