特別展 千代田区指定文化財の浮世絵を公開

東京・千代田区で区の指定文化財となっている浮世絵の歴史や制作の裏側を、じっくりと楽しめる展示会が開かれています。

東京・千代田区の日比谷図書文化館で開催中の特別展は江戸時代の金物問屋である紀伊国屋三谷家が所蔵していた浮世絵などを集めた展示会です。三谷家の八代目当主・長三郎は、浮世絵師らの支援者となり、彼らの制作を支えました。

浮世絵をつくる際に、長三郎が校正の指示をしたとみられる形跡が残る資料からは、長三郎が支援者の枠を超え、制作の一翼を担っていたことが伺えます。

この特別展は9月19日まで開催されていて、千代田区民は無料で観覧することができます。

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