衆院選長崎 自民4区公認問題 北村氏「挙党態勢を」 役員会、瀬川氏推す声も相次ぐ

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役員会に臨む北村氏(左)と瀬川氏=佐世保市三浦町、アルカスSASEBO

 自民党県第4選挙区支部(支部長・北村誠吾衆院議員)の役員会が11日、長崎県佐世保市内であり、次期衆院選長崎4区の公認候補を巡る問題について協議した。立候補を予定している北村氏(74)は自身の言動について反省の弁を述べ、挙党態勢に協力を求めた。一方、西海市区選出の県議で前県議会議長の瀬川光之氏(59)の公認を求める意見も相次いだ。
 また4区最大の地域支部、佐世保支部は同日、総務会を開き、無記名投票で北村氏の推薦を決定した。
 党県連は18~20日で調整している選挙対策委員会と常任総務会で、4区内の議論や推薦の状況を踏まえ、党本部に公認申請する候補を決定する方針。
 党県第4選挙区支部の役員会は地域、職域支部長や県議らが出席し、非公開。終了後に北村、瀬川両氏がそれぞれ記者団の取材に応じた。
 北村氏は地方創生担当相時の不安定な国会答弁などが原因で「必勝態勢」を組めていないとして「反省のため頭を丸めてきた」と説明。役員会でも「具体的な政治活動が見えない」との指摘があり、「自身の不行き届きを痛切に感じた」と釈明した。「今回の反省を踏まえ政治活動をすることが大事という意見もある。七重の膝を八重に折ってでも挙党態勢が組めるよう努力したい」と述べた。
 瀬川氏は4区内の15地域支部のうち8支部のほか、看護や建設など複数の職域団体からも推薦を得ているとして「役員会で現職優先の意見は出たが、(北村氏では)挙党態勢を組めない」と指摘。この点について県連や党本部の判断も「乖離(かいり)しないと思う」と述べ、「今、何が求められているかを的確に捉えて行動することが政治の役割。私はそれができる自信がある」と強調した。
 4区では立憲民主党新人の末次精一氏(58)も立候補を予定している。