長崎県高校駅伝コース変更 昨年の事故受け 県立総合運動公園周回に

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昨年大会の男子1区の様子=雲仙市小浜町

 毎年11月初旬に行われている長崎県高校駅伝(男子42.195キロ、女子21.0975キロ)の開催地が、雲仙・小浜発着コースから今年は諫早市の県立総合運動公園周回コースに変更されることが分かった。昨年大会の交通事故を踏まえて、主催者が安全面を考慮した。コースの見直しは、雲仙・普賢岳の噴火災害に伴い同公園周回コースで実施した1991年以来、30年ぶり。
 県高校駅伝は男女計60~70チーム、選手500~600人が参加して行われ、優勝チームが全国大会(都大路)への出場権を得る。小浜発着コースは70年から使用。起伏に富み、橘湾から強風がそそぐ難コースとして定着していた。
 昨年の事故は、男子のアンカー区間(5キロ)で一般車両の軽自動車が3位を走っていた選手に追突したもの。片側一車線で、後方から追い越そうとした際にぶつかった。選手は転倒して軽傷を負い、チームはそのまま途中棄権した。
 事故を受けて、県高体連は別地区へのコース変更を検討したが、安全確保の協力態勢がまとまらず断念。当面の代替策として、各種駅伝大会で実績があり、公道をほぼ使わない諫早の周回コースを選んだ。来年以降の対応は引き続き検討する。
 今年の第73回大会は11月5日に実施予定。