元ラグビー日本代表やプロゲーマーも参加。ソーシャルビジネスコミュニティ「ワクセル」本格始動!

ソーシャルビジネスコミュニティ「ワクセル」を運営するワクセル株式会社(東京都渋谷区)が9月7日、メディア発表会をオンラインで開催しました。

ワクセルは起業家などのビジネスパーソンと各方面の有識者、著名人、クリエイターらをマッチングさせ、「SDGs」や「地方創生」といった社会課題解決プロジェクトを促すコミュニティ。メディア発表会当日は、元ラグビー日本代表の長江有祐氏やeスポーツタレントでプロゲーマーのGENKIモリタ氏らが登場し、自身が掲げるプロジェクトのプレゼンテーションを行いました。

ラグビーを通じてSDGsに取り組む

長江氏が提唱するのは「ラグビーを通してSDGsに関わり、我々にできる形で世の中に貢献していく『SDGs×RUGBY』」です。自身がラグビーのトッププレイヤーであった経験や人脈を生かし、様々な活動を展開していました。特に長江氏が注力しているのはSGDs「4.質の高い教育をみんなに」、「5.ジェンダー平等を実現しよう」、「8.働きがいも経済成長も」、「14.海の豊かさを守ろう」など。

ラグビー強豪国として知られるトンガの代表選手を招いた授業は、長江氏だからこそ実現できたもの。また、女子ラグビーの発展にも目を向け、地域や企業らと連携を図っています。一方、ビーチクリーンといった地道な活動も実施。

「専門的な発信は難しいけれど、子どもたちにSDGsの入口を提供できれば。トップ選手のセカンドキャリアなど、まだまだラグビー界にも課題がある。地球環境とラグビー環境の双方を解決できれば。1人の100歩より、100人の1歩」。ラグビー精神論を踏襲した、長江氏らしいプロジェクトが始まっています。

ウイイレで英会話!?

人気サッカーゲーム「ウイニングイレブン」の国内認定プロ、GENKIモリタ氏もワクセルに参画。eスポーツが海外で盛んなことから「海外の人と楽しく意思を疎通させ、人生が豊かになるシーンを創りたい」と考えたのが始まりです。

GENKIモリタ氏はフィリピン発のパーソナル英会話スクール「PHLIGHT」とコラボレート。ウイニングイレブンをプレイしながら英会話を楽しむ「eFootballウイニングイレブン」を実現させました。

「1年ほど構想を持っていたが実現できなかった。ワクセルと繋がり2、3か月という期間でこのような形ができあがったので、驚いている。コラボの奇跡」と話すGENKIモリタ氏。「eスポーツ英会話を通して、世界で通用するプロゲーマーを輩出していく」と、自身が海外挑戦の際に悩んだ“言語の壁”を打破しようと奔走しています。

いずれも、熱い気持ちとビジョンを持った人たちによるプレゼンテーションでした。ワクセルというコミュニティでつながりを持ったことにより、やるべきことが明確化。プロジェクトが大きく加速していくさまを目の当たりにした発表会でした。

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