子どもの近視、アラームで予防

朝鮮で開発、耳掛け式機器

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朝鮮でスマートフォンやタブレット端末の普及に伴って若年層の近視の発生率が増加し、近視予防のための様々な機器が開発されている。「視力保護アラーム」もその一つだ。

柳京眼科総合病院で開発した「視力保護アラーム」(C)朝鮮新報

ウェブサイト「朝鮮の今日」は「近視予防に効果的な視力保護アラーム」(7月20日)と題した記事で、平壌の柳京眼科総合病院の医師らが妙香電子製品工場のエンジニアらと協力の下、子どもたちの近視予防に効果的な健康器具「視力保護アラーム」を開発したと伝えた。

開発者の一人、医師のヒョン・チュンシンさんは、スマホやタブレット端末など30センチ以内の近い距離を見る「近業」を長く続けると、目の緊張による一時的な近視の状態、「仮性近視」の状態が発生し、この状態を放置すると近視が進行すると指摘。これを防ぐために、「近業の習慣を是正する器具を開発した」という。

「視力保護アラーム」は耳かけ式になっており、画面との最適な視聴距離である25センチを脱して電子機器と接近するとセンサーが反応し、離れて見るようアラームで知らせてくれるという仕組み。小中学生の子を持つ保護者からは、スマホ、タブレット使用時に毎度のように「離れて見なさい」と言わなくても、アラームが自動で指摘してくれると好評だという。

近視の矯正はメガネやコンタクトレンズを用いて行われるのが一般的だが、「視力保護アラーム」の開発は、病気を未然に防ぐという予防医学の理念に沿ったものだといえる。