ガスリー「ホームGPで2台リタイアは辛い。マシンは強力だったのに」アルファタウリ・ホンダ/F1第14戦

 2021年F1イタリアGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、トラブルのため、3周リタイアという結果に終わった。チームは「システムの問題が見つかったため、リタイアさせなければならなかった」と述べている。

 ガスリーは、土曜スプリント予選でクラッシュし、後方スタートが確定していた。そのため、ギヤボックスの他にパワーユニット(PU)の交換を行い、4基目のICE、TC、MGU-H、MGU-K、3基目のES、CEが入れられ、エナジーストアは異なる仕様に交換され、決勝ピットレーンスタートが決まった。

 しかしガスリーはレコノサンスラップで問題があると訴えた。その後、レースをスタートしたものの、すぐに問題が発生し、チームはリタイアを決めた。

2021年F1第14戦イタリアGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)がリタイア

■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
ピエール・ガスリー 決勝=リタイア
 週末を素晴らしい形でスタートし、予選で強力なパフォーマンスを発揮したというのに、昨日のスプリント予選以来、残念な流れになってしまった。

 レコノサンスラップで何か問題があることは分かっていたが、レースまでに修正することができなかった。まだ何の問題なのか正確には分からないが、残念ながらリタイアするしかなかった。

 ホームレースで2台とも失うなんて辛い。マシンのパフォーマンスがいいことは分かっているので、努力して次のレースに備えたい。

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