コロナ禍影響か 山岳遭難が増加 登山届の提出呼びかけ

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 2021年8月末までの県内の山岳遭難の件数は前の年の同じ時期に比べて増加していることがわかりました。県警では、登山者に登山届の提出など注意を呼びかけています。

 県警によりますと、今年8月末までに県内で発生した山岳遭難の件数は、前の年の同じ時期に比べ8件増加した37件でした。このうち亡くなったのは3人、行方不明が1人、重傷が5人でした。件数の増加には、コロナ禍の影響で密集などを避け、屋外でのレジャーに注目が集まったことが背景にあるといいます。理由では、道に迷い遭難したケースが全体の4割を占める15件と最も多く、次いで転倒が8件でした。また遭難した45人のうち登山届を出していたのはわずか8人で、提出率は約2割にとどまりました。

登山届は遭難した時に、捜索場所を絞り込む手掛かりになるため、県警は遭難者が毎年増加するという秋の行楽シーズンを迎え「命を守るために十分な登山計画を立て、登山届を提出してほしい」と呼びかけています。