岸田氏 外交・安全保障政策を発表 自民党総裁選

自民党総裁選に立候補を表明している岸田文雄前政調会長は公約の第3弾として「外交・安全保障政策」を発表しました。

「外務大臣、単独では戦後最長4年8カ月務める中で少しずつ培ってきた信頼をベースに3つの覚悟を持って外交を進めていきたい」

岸田氏は中国の人権問題を念頭に、人権問題担当の総理補佐官を新設すると表明したほか、ミサイル防衛の「敵基地攻撃能力」の保有について「有力な選択肢」だとしてぜひ議論したいと述べました。

また、核軍縮の推進、核不拡散体制の強化を目指す考えも示しました。

「世界各国の指導者、とりわけバイデン大統領との信頼関係を築くことで、最大の核保有国であるアメリカを動かし、前進を図ってまいります」

総裁選をめぐっては岸田氏のほかに高市前総務大臣と河野行革担当大臣が立候補を表明しています。

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