【ミャンマー】渡辺元郵政相、首都で「閣僚」と会談[政治]

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ミャンマーの国営紙グローバル・ニュー・ライト・オブ・ミャンマーは、日本ミャンマー協会会長の渡辺秀央元郵政相が12日、首都ネピドーで国軍が農業・畜産・かんがい相に任命したティン・トゥト・ウー氏と会談したと報じた。

渡辺氏は11日、日本からの救援便でヤンゴン国際空港からミャンマー入りしていた。同日中にネピドーに移動したもようだ。国営紙によると、ティン・トゥト・ウー氏とは、農業分野における日本とミャンマーの民間部門の協力推進や人材育成、付加価値の高い農産物や畜産品の開発などについて協議した。

渡辺氏は今年1月にもミャンマーを訪問し、国家顧問だったアウン・サン・スー・チー氏や、国軍のミン・アウン・フライン総司令官と会談。2月1日に国軍が全権を掌握した後も滞在していた。地元メディアによると、渡辺氏はこれまでにミン・アウン・フライン総司令官と少なくとも50回の会談を行うなど懇意で、今回の訪問でも面会する可能性が大きい。

渡辺氏の滞在期間は明らかになっていないが、今月24日までとの情報が流布している。

渡辺氏は、日本ミャンマー協会のトップとして、民政移管後の日本企業のミャンマー投資の促進に尽力し、ティラワ経済特区(SEZ)の開発など日本政府のミャンマー支援にも関与している。

一方で、自らが代表を務める国軍系企業との合弁会社「日本ミャンマー開発機構」が、国防省が所有する土地の開発事業を推進。2月の政変後、民主派のミャンマー人が渡辺氏と国軍の関係を非難している。