腸内環境をリセット!知っておきたい「ファスティング」の基礎知識

おはようございます。脳腸セラピストの桜華純子です。

夏が終わり秋がはじまる季節の変わり目は、夏の胃腸の疲れが身体にあらわれやすくなる時期でもあります。

今回は、胃腸を休めるために、そしてダイエット目的で多くの人が取り入れている「ファスティング」について、知っておきたい基礎知識やおすすめの方法をお伝えします。

腸内環境をリセット!知っておきたい「ファスティング」の基礎知識

【1】ファスティングの目的は?

ファスティングは直訳すると『断食』のこと。断食はもともと寺院などでの修行の一環として行われてきたものですが、現在一般的に取り入れられている『ファスティング』は、それとは意味合いが違うものになります。

『ファスティング』の目的は、健康のために固形物を摂らずに、胃腸などの消化器官を休ませて腸内環境を整えることになります。

期間は1日の場合もあれば、3日もしくは1週間など長期に渡ることも。その人の健康状態や生活環境に応じて行います。

【2】ファスティングをおすすめしたいのはこんな人

ファスティングをすると健康効果が期待できるのは、次のような方です。

  • 日々の食生活が乱れがちな方
  • 便秘ぎみの方
  • 最近太ってきたと感じる方
  • 最近眠りの質が落ちたと感じる方

ファスティングをすることで、日々負担をかけて働きが低下している消化器官が活発になり、排泄面も改善。それによりデトックス効果が高まって、腸内環境を整える手助けになるといわれています。

【3】ファスティングをする際のポイント5つ

1) ファスティング中は体内の水分の巡りをよくするためにも、こまめにお水を飲むようにしましょう。また、身体に必要な栄養は、無添加の酵素ドリンクや具無しの味噌汁などで摂るようにしてください。

2) ファスティングが未経験で固形物を食べないことに不安などを持っている方は、まずは『半日や1日ファスティング』を試してみるのも良いでしょう。

3) 3日以上のファスティングをする場合は、準備食として2日前から動物性食品や小麦製品、カフェイン、アルコールなどを控えて消化の良いものを食べるようにしてください。回復食も同様に、特に1日目は重湯やみそ汁、フルーツなど、より胃腸に負担がかからないものを食べるようにしましょう。

4) ファスティング中に体調が悪くなった場合は、そのまま続けずに中断してください。

5) ファスティングは心身共に前向きで安定している時に行うことがおすすめです。自分の身体とよく相談して無理せずに行ってくださいね。

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ファスティングは、自分に合うタイミング、そして自分に合う方法で取り組むことが大切。ご紹介したようなポイントに気をつけながら実行することで、ますます良い心と身体を目指してくださいね。

次回は『睡眠』と『ダイエット』の関係についてお伝えします。どうぞおたのしみに!

☆次回もどうぞお楽しみに…!

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