10歳未満が年代別で初の最多に 沖縄コロナ新たに140人(9月14日朝)

 沖縄県は13日、10歳未満から80代の計140人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。19日連続で前週の同じ曜日を下回った。10歳未満は32人で、年代別で初めて最多となった。20代以下で全体の6割を占めた。全年代で減少傾向にある中、相対的に若年層の割合が高くなった。

 療養者数は4998人で、8月11日以来の5千人未満となった。入院中患者は567人で8月6日以来の500人台となった。いずれも減少傾向にあるが、警戒レベル判断指標の療養者数、病床占有率、重症者用病床占有率の3項目とも、最悪レベルの「感染蔓延(まんえん)期」の水準を抜けられていない。

 直近1週間の新規感染者は2116人。県は1日の新規感染者数(7日間移動平均)が200人程度の水準となれば、経済活動の段階的な規制緩和を示しているが、13日時点の7日間移動平均は302.3人で、300人を超えている。

 12日の新規感染者数は273人だった。米軍は新たに12日に32人、13日に21人の感染者を確認した。

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