【自民党総裁選】投票用紙6万5千通に宛名ラベル 自民党神奈川県連が発送準備

自民党総裁選の投票用紙となる往復はがきに宛名ラベルを貼る党県連女性局メンバーら=横浜市中区

 菅義偉首相(衆院神奈川2区)の後継を決める自民党総裁選を巡り、同党神奈川県連は13日、党員・党友投票の投票用紙となる往復はがきの発送準備を始めた。横浜市中区のホールで県連女性局のメンバー約60人がはがき約6万5千通に宛名ラベルを貼る作業に当たった。

 県連によると、告示日の17日に発送され、開票日前日の28日に締め切る。今回の総裁選は、国会議員票と党員・党友票の各383票、計766票で争われる。都道府県連ごとに集計された得票の合計をドント方式と呼ばれる比例配分法で候補者に割り振る。

 県連所属の河野太郎行政改革相(15区)が出馬表明したことについて、土井隆典幹事長は記者団に「個人的には神奈川県から2代続けて総理を輩出するという(特別な)思いはある」としながら、「県連としてはこれまで通り、特定の候補を支援することはない」と語った。

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