【スターダム】上谷沙弥「QQで赤白ベルト独占したい!」 10・9中野たむへの挑戦ブチ上げ

新日本のメットライフD大会参戦で自信をつかんだ上谷(左)

女子プロレス「スターダム」の上谷沙弥(24)がユニットでの〝赤白〟独占を狙っている。

参戦中のシングルリーグ戦「5★STAR GP 2021」ブルースターズでは単独首位に立つ。同グループの「4大巨頭」と位置付けたワールド王者の林下詩美、ワンダー王者・中野たむ、マーベラスのエース・彩羽匠、そして朱里との対戦を1勝2敗1分けで乗り越えた結果だ。

特に11日の新宿大会では、彩羽相手に殊勲の引き分けに持ち込み「オーラ、技の一つひとつの説得力、雰囲気づくりまで全てがすごい選手と引き分け、インパクトを残せた。ここからさらにステップアップしたい」と初制覇へ気炎を上げる。

見据えるのが中野が持つ白いベルトだ。「同じクイーンズ・クエスト(QQ)の詩美さんが赤(ワールド王座)を持っている。赤と白をQQで独占するのが今の目標」と目を輝かせた。リーグ戦制覇からの王座戦の舞台として熱望するのが、女子プロでは約26年ぶりの進出となる10月9日の大阪城ホール大会。ビッグマッチでも動じないメンタルが備わったからだ。

「新日本プロレスのメットライフドーム大会(4、5日)に参戦して、その時に決めたフェニックススプラッシュが『飯伏さんばりだった』と言ってもらえ、下位ながらトレンド入りしていた。大会場にのみ込まれそうになったけど、しっかり爪痕を残せた」

1月5日東京ドーム大会にも参戦したが、それ以上に力を発揮できたと強調する。大会場慣れした度胸と確かな自信を胸に、残るリーグ戦に臨む。

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