神奈川県警三崎署がホームページ(HP)に「KIDS MISAKI POLICE」と名付けたコーナーを設け、子どもたちの素朴な疑問に答えている。発案した宗廣中署長は「警察に親しみを感じ、ファンになってもらえれば」と期待する。
コロナ禍で園児や児童らの署内見学ができなくなったため、6月から広報活動の一環として始めた。これまで毎月1回、広報用のバックボード、事故処理車、パトカーの順で掲載している。
パトカーの回では、「パンダカラー」とも呼ばれる現在の白黒デザインが1955年から全国で統一され、泥だらけの道路を走っても下部が黒いと汚れが目立たない─などと採用の理由を説明。事故処理車の回では、車内の操作盤や資機材、運転席周りなどふだん見られない場所を写真で紹介している。
難しい漢字の後ろには、ひらがなで読み方を記す一方、「大人にも見てもらえるように、あまり単純化せずに表現している」と宗廣署長。次回は警察官の制服をテーマにする予定という。