マンUで満点再デビュー飾ったC・ロナウドだが…OBのファーディナンド氏が“不満”表明

千両役者ぶりを見せつけたC・ロナウド(ロイター)

元イングランド代表で〝レジェンド〟のリオ・ファーディナンド氏(42)がイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに再加入したポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36)のデビュー戦に〝不満〟を訴えたと、英紙「メトロ」が伝えている。

C・ロナウドはニューカッスル戦(11日)で2ゴールを挙げるなど最高のデビューを果たしたが、同紙によると、マンUのOBファーディナンド氏は、そのパフォーマンスに注文を付けたという。「批判ではなく、最初の試合からのマンチェスター・ユナイテッドの観点から見て、学ぶべきことの一つです」とし、クロスボールへの対応に不満を訴えた。

ファーディナンド氏はC・ロナウドが驚異的なジャンプ力を持つことから左右サイドからのクロスをもっと意識することでゴールを量産できると指摘。「この国のDFはクロスを守るのが得意ではありません」とした上で「私はゲームで見て、プレーヤーがそれを十分にやっているとは感じていません」というわけだ。

さらにファーディナンド氏は「現時点でボールがボックスに入るときに(C・ロナウドの)体の位置や角度などがかなりズレているからです。彼は、それに取り組む必要があります」と、最高のデビューを飾った世界的ストライカーにあえて苦言を呈していた。

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