【秋場所】正代連勝で白星先行「攻める相撲が出ているので、調子はいいのかな」

北勝富士(手前)を寄り切った正代

大相撲秋場所3日目(14日、東京・両国国技館)、大関正代(29=時津風)が幕内北勝富士(29=八角)寄り切って2勝目(1敗)を挙げた。

取組後は「立ち合いから左が差せたので、そこからもろ差しにつなげていけてよかった。内容も体の動きも悪くない。(先場所は)苦しい体勢になると引いたり投げにいったりしていたけど、圧力をかけながら前に出られている。攻める相撲が出ているので、調子はいいのかな」と手応えを口にした。

新横綱照ノ富士(29=伊勢ヶ浜)が三役以上で唯一の3連勝と早くも独走ムード。出場力士では一人横綱に次ぐ立場だけに「1敗を守って、後半まで争っていけたら」と大関の責任感をにじませていた。

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