アジアチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメント1回戦が14日に行われ、J1名古屋が大邱(韓国)に4―2と快勝して2009年以来12年ぶりの8強進出を決めた。
ホームで名古屋に歓喜をもたらしたのは、今夏に加入したポーランド代表FWシュヴィルツォク(28)だ。
ともにリードされている場面で前半12分、後半18分と同点ゴールを決めたシュヴィルツォクは続く同20分にも左サイドで相手からボールを奪い、そのままドリブルでゴール前へ突破。最後は右足で豪快に蹴り込み、ついに逆転に成功した。
その後1点を追加した名古屋が〝日韓対決〟を制して準々決勝に駒を進めた。
今夏に加入したばかりでいきなり大仕事をやってのけた助っ人は「とても幸せ。3点決めることができてチームも次に進める。今日は本当に良いパスが来てチャンスがあった。勝利が一番いいことだ」と会心の笑顔を浮かべた。
驚異的な決定力を見せつけた新助っ人。怪物ストライカーの気配が漂う暴れっぷりで今後もさらなる活躍が期待できそうだ。