筋肉ユーチューバー・ちゃんよた 波乱&涙のプロレスデビュー! 「もっともっと強くなります!」

真琴(右)と松本都(左)に「プロの洗礼」を浴びたちゃんよた

筋肉系ユーチューバーの「ちゃんよた」が14日、プロレス団体「P.P.P.TOKYO」でプロレスデビューを果たした。

華々しいデビュー戦のはずが、いきなりの試練で始まった。新宿FACEで行われた「SOD BASARA presents『P.P.P.TOKYO~The Duel&Pleasure 酒池肉林祭~』」。ちゃんよたは、セミファイナルの第4試合に出場した。

現役のSOD専属女優のプロレスデビューとあって注目が集まったが、試合の数時間前にタッグパートナーのバンビにまさかの事態が発生。11日の試合の対戦相手に新型コロナウイルス陽性判定が出たことで、濃厚接触者と認定されたのだ。

これで試合はタッグ戦から、真琴とのシングルマッチに変更となったが、相手のタッグパートナー・松本都がそのままセコンドへ。ちゃんよたは〝孤立無援状態〟のままデビューのリングに上がることになった。

試合は、序盤からリング下の松本に足を引っ張られるなど〝フルボッコ状態〟。しかし、パワーリフティングで培ったパワーを生かし「試合でやってやろうと思っていた」というアルゼンチンバックブリーカーも披露するなど、見せ場もつくった。

結局、試合は14分04秒、ケンカキック5連発から真琴の〝新技〟変形ファルコンアローでピンフォール負け。デビュー戦はホロ苦いものとなった。

悔し涙と息苦しさでグシャグシャの、ちゃんよたはリング上で「たくさん応援してくださったのに、負けてしまって本当にごめんなさい」と号泣すると、最後はこう明言した。「もっともっと…もっと強くなります! 私は遊びでプロレスやってません! 本気でやってます!」女優とプロレスラーの〝二刀流〟続行を改めて誓った。

第2戦は未定だが、今後の活躍が楽しみになってきた。

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