巨人・山口俊 プロ野球最多4度目の危険球退場…宮本コーチ「次に引きずることはない」と擁護

好投が台なしになってしまった巨人・山口(左)

巨人・山口俊投手(34)が14日のDeNA戦(東京ドーム)に先発し、中盤まで好投を見せたが、7回一死からソトに初球で頭部死球を与えて危険球退場。緊急登板となった2番手・田中豊が初球で2ランを被弾し、2―3で敗れた。

わずか2球での手痛い敗戦にも、原監督は「メリハリ効いて、ボールも走ってたし、良かったと思いますね」と山口の投球を評価。「もうちょっと打線が点をというところでしょうな」と攻撃陣に注文を出した。

宮本投手チーフコーチも「僕は(山口の)調子自体は悪くないと思っているので、あとは打線との巡り合わせもあるでしょう。本人もあの1球以外は納得できているんじゃないでしょうかね。次に引きずることはないと思いますよ」と断言。プロ野球最多となる4度目の危険球退場となった右腕の次戦に期待した。

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